遺言がある場合の遺産分割協議

遺言がある場合には、原則としてその内容どおり遺産が分割されることになりますが、相続人全員の同意があれば、遺言の内容と異なる遺産分割をすることもできます。この場合、遺産に含まれている不動産の名義を変更するには、遺言書ではなく遺産分割協議書等を登記申請書に添付することになります。遺産分割協議書の作成方法・注意点については遺産分割協議書の作成方法をご参照下さい。
ただし、遺言の執行者がいる場合には注意が必要です。遺言執行者は、相続人全員が同意して遺言内容と異なる遺産の分割を求められても、これを拒否して遺言の内容どおりの執行をすることができます。もっとも、遺言執行者が相続人からこのような要求を受けた場合、これに同意して遺言内容と異なる分割をすることについて有効であるとした裁判例もありますので、遺言執行者がいる場合には、必ずしも遺言の内容どおりにしか遺産を分割できないというわけではありません。この場合には、遺言執行者も関与させた上で遺産分割協議を行う必要があります。

遺産分割・遺留分に関する初回法律相談料は無料です ご相談のご予約は申し込みページから 遺産相続に関するご相談は 03-5293-1775 まで 受付時間は平日の9時から20時まで。全件弁護士が対応します。
日比谷ステーション法律事務所 アクセス